音読でTOEICスコアどこまで伸ばせるか?ということで、音読を2018年4月から始め、ずっとその経緯を書いてきています。

 

音読でTOEIC970点に到達した話

スコアが下がった話

980点に到達した話

 

ようやく990点を取った試験の当日のことを書くところまで来ました。

試験当日はこんな感じでした

この日、試験直後にメモっていた「受験体験記」は以下のとおりです。

自分で読み返してみるとけっこう生々しいです・・・。

11/18 第235回 TOEIC L&R 公開テスト

○○高校 4F 411室
上履き持参(スリッパ持って行った)

 

黒板に向かって真ん中より一つ左側の列、前から4番目。

毎回、自分の左耳で音声を聴きたいのに、教室の左側の席があてがわれる(悪意はないとわかってるんだが。)

 

(試験監督の)おじいさんが無駄な説明が長くていらつく。

「問題用紙に書き込みするな」って・・・

改めて説明されると「ルール変わったのか?」と思うじゃねーか。

 

パート1は今回、難問なし。実にすなおな描写ばかり。知らない単語もなし。

じっくり準備した甲斐があったというより、悩まされる問題がなかっただけ。

 

パート2は地獄。

緊張しすぎってのもあるが、聞き取れていても正解がない問題が3-4問はあった。

問いかけでwhenといっているのに、「タイミング」を答える選択肢がなくて、「イギリスおばちゃんの発音のせいでwhereがwhenに聞こえたんだろう」と解釈しなおして、「場所」を答える選択肢を選んだり・・・

こんなんでいいのか!

パート2中盤で、もう今回もだめだ・・・とあきらめかけた。

 

しかしパート3・4は今回素直な問題ばかり。

パート4でやたらまくし立てるスピーカーも登場せず。

先読み→リスニング→解答用紙に軽く斜線で印だけつける→先読み

パート4終わってからパート3・4分まとめて塗りつぶす。この手順を使った(HUMMER氏推奨)。

それでもリーディングは最後の問題まで解けた(1分ぐらいあまった)。

この「まとめて塗りつぶす」方法は、一定のリーディングスピード前提のメソッドだが、リーディング力がある人にとってはパート3・4の出来が安定してくるので、ぜひ採用すべき。

パート3・4をまさに解答中の10秒とリーディングパートの10秒とでは価値がまったく違う。

マークは後でも塗れる。リスニングは1度しかできない。

 

パート3・4は本来そんなに難しい問題はないのかも。

ただしパート4で内容がわからない問題があった。山と湖のそばで何かをするといっているんだが、何をしに行ったのかすらわからない。

でも一応解答した。

「山のふもと?でやろうとしていたが、道具(equipment)がまだ届かないので、湖のそばに変更しまーす」的なことは聞き取れた。

 

総じて、緊張しすぎというか、メンタル弱すぎ。

あと、リスニング力より情報処理力とイメージ力(しゅんぱつ的な)の割合が大きくなっている気がする。

 

パート2は何をすればいいんだか?

満点取ってる人はいまどきのパート2をどうやってこなしているんだろう。

 

それと、リスニング中になぜか冷房入れやがったせいでパート3・4は寒さが気になってしかたなかった。

パート4開始のときだったか?上着を着た。

こんなのは初めてだ。自分以外にも改めて上着を着ている受験者がいた。

おじいちゃん、もうちょっと気を利かしてくれよ・・・

リーディング最後まで上着着て受験。

 

リーディングは、寒さもあり、パート2の挫折感もあり、集中して取り組めなかったが1問もとばさず最後まで解けた。

 

パート5は「?」と思ったのがいくつかあったがエイヤで選んで進んだ。もう覚えてない。

( )S V となっていて、前置詞ではなく接続詞しか入らないことはわかっているんだが

until, next, following, (あと一つ何か前置詞)

が選択肢で

「untilって(前置詞として使えることは確かなんだが)節を取れるんだっけ?」とかなり悩んだ。

リーディング最後まで終わったあとそこに戻ってきてもう一度考えてやっぱりuntilしか入らない気がしたのでuntilにしておいた。

試験終わったあとアルクのサイトで調べたら、接続詞として使えることがわかったのでちょっと安心。

というかそんな基本的な単語がわからないぐらい緊張してるって一体・・・。

 

in ( ) で選択肢が

write, written, to write, writing

だったかな?とにかくwriteの形を問う問題があったんだが

in writingで「文章で」という意味があるのかなーと想像してwritingにしたが。

あとで調べたら「書面で、文書で」という意味があることがわかり、どうやら正解だったみたい。

(V  ・・・ in writing and mail なんとか・・・と、andで原型の動詞につなげられていたので、文構造的に大丈夫かなーとちょっと悩んだ。andがつなぐのはwritingではなく先行するVだったみたい。ここらへん、かなり時間とられた。)

 

毎回、リーディングは「今回かなり出来た!」と思うんだが、475から進歩していない(※)。今回もさてどうかな。

どっかミスしてるんだろうな・・・

(※実際には10月に受けた試験で485に進歩していましたが、この試験を受けている日にはまだ結果を受け取っていませんでした。)

 

メモは以上。

 

試験中緊張していたのはいつもと同じですが、頭の中が真っ白になったりはしなかったみたいです。

 

9月の試験ではパート2は

「聞き取れているけど頭を素通りする」

状態でしたが、今回は

「聞き取れているけど自信を持って正解と言えるものがない」

状態でした。余裕が出てきたまでとは言えませんが、情報処理能力は多少なりとも改善されていたようです。

 

またパート5では、語彙問題より「語法」問題で苦労したみたいです。

最近のTOEICの傾向として、難易度の高い語彙よりも、基本的な単語の運用能力が重視されているように思います。表面的な意味を知っているかではなく、語法、コロケーション、ニュアンスなどに対して、ネイティブに近い感覚を持っているかということです。

パート7の「同義語問題」でも同じことを感じます。

それがTOEICの向かっている方向なのかも知れません。

そして結果。

上のメモからわかるように、決して自信があったわけではなかったのですが、990点を取ることができました。

990点のスコアシート

 

アビメは下の通り。リスニングは2〜3問間違えたようです。「短い会話」でミスっているので、やっぱりパート2か・・・

990点アビメのリスニング

 

一方で、リーディングは奇跡の[全問正解]

 

何だかわからないけど990点取れて良かったー!って感じです。

990点取れた理由

1.TOEICに一点集中した

当たり前ですがこれが一番です。

 

言語学習は広く浅くいろんなことを学んだほうがいい、という人もいるでしょう。しかしTOEICスコアを上げたい人にとっては効率の良い方法とはいえません。一定期間、TOEICスコアに直結する学習にリソースを投入するほうが結果を出しやすいことは明白です。

 

「オンライン英会話やって、TED見て、海外ドラマ見て、CNN聞いて・・・、ペーパーバック読んで、・・・、TOEICの問題集やって、・・・」こういうあれもこれも的な学習スタイル(?)では何も身に付きません。そのうち英語以外のものに興味が移って、TOEICのことなど忘れてしまうでしょう。

 

私の場合、今はTOEICをやるときだと割り切って、「やること」を絞って、せまく深く実践したことが成果につながりました。

2.TOEICの世界観を理解していた

TOEICは、せまく、閉鎖的で、極めて特殊な世界なのです。

 

「犯罪」「戦争」「事件」「災害」「ネガティブな人間関係」「政治」「病気」こういったものはTOEICの世界では存在しません。そういう意味で、一般的な「英語学習」とは明確に分けて考えたほうがいいです。

 

このことを知らずにがむしゃらに勉強すると、まったく出題されない単語ばかり覚える羽目になります。TOEICの世界を良く知ることで、「やらなくてもいいこと(やっても仕方ないこと)」が見えてくるでしょう。

3.「音読」に徹した

「問題を解く」のが中心の学習ではスコアが伸びないとわかっていたので、問題を解くのは最小限にして極力、音読に時間を投入しました。正解でした。

 

また、「シャドーイング」や「暗唱」などをあえてやらなかったのも大きいです。これらは効果が高いですが負荷も飛躍的に高くなります。負荷の高いものは続きません。

 

私はテキストを読みながらの音読でも確実に効果が得られると感じていたので、負荷の高いトレーニングは意図的に避け、音読に徹しました。これも正解でした。

4.自分に合った教材を使った

やることがはっきりしていた(音読)ので、自分に適した教材を選ぶことができました。ただし音読は反復しないと効果がないことがわかっていたので、自分のレベル、教材のレベル、ボリューム、音声有無、教材著者、等々考えて、教材の数は絞り込みました。

 

そして、ある程度みっちりやったら自分に必要なものがさらに見えてきた、という感じでした。

5.情報に振り回されなかった

というか情報を得ようにも、身の回りに(職場にも)自分より高得点の人がいませんでした。

 

ネットには「おすすめの教材」や「学習法」を紹介してくれているサイトがたくさんありますが、そのほとんどは読む価値がありません。ムダというより有害といったほうがいいかもしれません。

 

検索上位に表示されるサイトは、たいてい記事数が多く体裁もキレイですが、そのサイトの記事を書いている人がどれだけ英語やTOEICに精通しているかとは関係がありません。

 

少なくともTOEIC学習では、信頼できる著者(TOEICを受験し続けている人)の書いた良質な教材を買ったあとは、情報を遮断してひたすら学習に打ち込んだほうがいいです。

 

以上で、990点達成までの話をひととおり書き終えました。

今後は、990点取るのに役立った教材を振り返っていこうと思います。

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