10月のTOEICで980点取った話を以前の記事で書きました。
そのときの試験直後、パート5をさらに強化しようと思ったことも書きました。
すでに900点特急Ⅰ・Ⅱの音読は実践中でしたが、「正解データベース」を充実させるため、他の上級者向け教材も使うことにしました。
実は前回の記事で書いたパート1対策で使った教材とほぼ同じです。
Contents
パート5対策教材その1:新TOEICテスト990点攻略
![]() |
HUMMERこと濱崎潤之輔先生による本書では、パート5対策として、毎回1~2問程度出題される「語彙・語法問題」の難問を確実に取るための問題が用意されています。
Training & Review of Training
ここの問題はちょっと変わっています。
TOEICパート5形式なのですが、Training(40問)と同じ英文で空欄の箇所を入れ替えたものをReview of Trainingとして別問題として解くようになっています。
下の写真がTraining。
そしてReview of Training。
Trainingの問題を、正解と選択肢を変えて学習するReview of Trainingのコーナーを設けることにより、解いた問題の隅々までをデータベースとして蓄積できるよう配慮した。
(本書p.111)
それだけ重要なエッセンスが凝縮されている英文だからこれを音読しない手はありません。
ただ、本書では900点特急のような「英文リスト」がないので、空欄を埋めた英文をスマホのメモアプリ「iテキスト」に入れて、スマホを見ながら音読しました。
Practice Test
やはり語彙・語法の難しいものばかり集めた問題40問。これも空欄を埋めた文を音読。
Final Test
別冊模試「Final Test」に本試験と同じ40問(旧形式)。本試験よりも難易度の高いハイレベル模試で、パート5についてはやはり難易度の高い語彙問題ばかりです。これも音読。
パート5対策教材その2:全問正解する新TOEIC TEST990点対策
![]() |
加藤優先生による鬼レベルの難問題集。
990点満点にとどまらず、「全問正解」を狙うための教材。
※TOEICでは数問間違えても990点取れます。念のため。
教材本編
ここでは、難易度の高い語彙だけでなく、ハイレベルな引っ掛け問題や、単語自体は難しくないが語法で迷う問題など、上級者でも確信を持って回答するのが困難な問題(40問)が集められています。
実践模試
ここも同様に、語彙問題だけでなく語法、前置詞、慣用表現など色々なタイプのハイレベル問題が40問。
本書の英文はあまりに手強いので、スマホに入れるときには英文といっしょに日本文も入れて音読をしました。
パート5対策教材その3:TOEICテストBEYOND990超上級問題+プロの極意
![]() |
全パート(1~7)網羅、ヒロ前田先生&TEX加藤先生の解説、そして音読&リスニング学習コンテンツまで含まれているという、ちょっと無理な感じもする教材です。
本書のリーディングパートは「でる1000問」のTEX加藤先生が担当。
練習問題
10問しかありませんが、多くの上級者がミスをしやすい以下のタイプの難問題が用意されています。
「コレが極意!」が1問1問に対して書かれていて、着眼点、ミスをしないための留意点が学べるのが特長です。
解説を頭にひととおり入れた上で、やはり空欄が埋まった状態の英文は掲載されていないので、自分で作って音読をしました(スマホ)。
実践問題
20問。
ミニ模試
10問。
朗読音声が欲しかった
上記3教材とも、朗読音声が提供されていません。
「900点特急Ⅰ・Ⅱ」や「でる1000問」のように音声ダウンロードできると良いのに・・・。
仕方なく、発音がわからないところはWeblio等を利用して発音を調べました。
何回音読したかわからない
数えきれないほど音読した…という意味ではありません。
900点特急Ⅰ・Ⅱの音読では英文リストに「正」の字を書いて音読回数を記録していたのですが(下の写真)、上記3教材ではスマホに入れた英文テキストを見て音読していたため、正の字を書くところがなくて回数を記録していないということです。
別に回数を記録しなくても支障は出ないのですが、記録したほうが習慣化されやすい(=継続しやすい)気がします。スマホに入れて読むのもメリットはありますが、やっぱり英文の横に「正」の字を書けると便利です。
こんな感じでパート1(前回の記事)とパート5の対策をして、11月の試験に臨みました。次回はそのときのことを書きます。