9月の試験でスコアが落ちてしまった後、復活するためにしたことを書いています。
[経緯]
Contents
初めて公式問題集を買った
アマゾンレビューや他のTOEIC学習サイトを見ると、これまでに刊行された公式問題集は本試験と傾向や難易度に差がある(本試験より易しい)という評価が多い印象でした。
しかし、新形式の公式問題集3は難易度が上がり、本試験に近づいたと好評を得ていたようだったので、買ってみようかな〜と思っていたところに、たまたま公式問題集4が発売されました。
すでに好評を得ている3か、よくわからないけど最新の4か迷ったのですが、なんとなく4を買うことにしました。
いい意味で予想を裏切られた
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公式問題集は本番とまったく同じフォーマットの模試教材であり、200問を2回分収録しています。
買ってきた公式問題集4で、とりあえずテスト1を解いてみた感想は
「何これ?難しいじゃん」。
私が苦手意識を持っているパート2、パート4ではやはり難問といえるものが収録されており、本試験でこれが出たら正答率10%台以下だろうなと思うレベルのものもあります。
パート5でも、語法の難しいものがあったり(suitedとsuitableの使い分けを問う問題等)と、本試験と同レベルか、(感覚的ですが)本試験より少し難しいのでは?と思いました。
少なくとも、この公式問題集4を解いてみて、「本試験よりあからさまに簡単だから練習にならない(詐欺だ金返せ)」と文句をいう人はあまりいないと思います。
公式問題集の使い方に悩んでいる
まとめると公式問題集4は次のような教材です。
1.傾向、難易度が本試験に近い(従来の公式問題集よりも)
2.本試験と同じナレーターが音声を担当している
3.なんと言っても「公式」である
解説があまり詳しくないという声もあるものの、模試教材は「問題の『質』がすべて」といっても過言ではないと思うので、公式問題集4は普通におすすめできる教材です。
しかし個人的には次の理由から、せっかくの公式問題集4をあまり活用できていません。
[活用できていない理由1]聞き取れないものは何度聞いてもやはり聞き取れない
もともと、聞き取りにくいオーストラリア人やイギリス人のナレーションに慣れようと思ったのが公式問題集を買うきっかけでした。しかし聞き取れない音声は、やはり何度聞いても聞き取れません。
公式問題集4には、何度聞いてみてもスクリプトのように聞こえない問題があり、速度を落として区間リピートで聞いたりしてみたのですがやっぱりダメでした。
公式ナレーターの声を繰り返し聴いたからといって、聞き取りにくいナレーションに対する即効薬にはならないと感じました。
[活用できていない理由2]実力確認用教材としてキープしておきたい
上に書いた通り公式問題集4は、「本試験に近い」「公式である」という点から、実力確認用の模試教材として使うのにとても適しています。
一度解いた後、
「やっぱりこの『公式問題集4』は、普段の音読やリスニングに使うのではなく、たまに実力確認したいときのためにとっておきたいな〜」
と思うようになりました。
一度問題集を解いてしまうと内容を覚えてしまって、忘れるのにかなりの時間がかかります。新形式完全対応の良質な模試教材は現在のところあまり多くないので、「知らない問題を、緊張感を感じながら解いて実力を確認する」ためのものとしてキープしておきたいわけです。
ということで、「公式問題集4」は結局のところ、あまり何度も解いていないし音読もしていません。持て余している感じです。
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次回も10月の試験に向けてやったことについて書いていきます。