音読でTOEIC970点に到達した件の関連記事です。

 

今回は、私が音読の実践形態として「テキストを見ながらの音読」にこだわった理由について書きます。

 

テキストを見ながらのリピーティングは、面倒だからやらない

「リピーティング」という場合、テキストを見ながらのリピーティングと、テキストを見ないリピーティングがあります。

 

どちらも、英文を何らかの区切りごとに聴き取り、音声を止めて、聴き取った英文をそのまま話すトレーニングです。

 

テキストを見ながらのリピーティングは、つど音声を聴いてから音読するので、正しく(単語を落したり入れ替えたりせずに)音読するには最適のスタイルです。

ポーズ入り音声の用意されている英会話教材であればまったく問題はありません。

 

しかし、TOEIC教材はリピーティング用のポーズがないので、一区切り聴いたあとプレーヤーを手動で止めなければいけません。

これが面倒なのと、毎回毎回音声を聴く必要はないなと思ったこともあり、「テキストを見ながらのリピーティング」はやりませんでした。

テキストを見ないリピーティングは負荷が高いのでやらない

テキストを見ないリピーティングの場合、「テキストを見ながらのリピーティング」と同じ問題に加えて、「どういう単位で区切るか?」という問題があります。

 

TOEICパート1、2の場合はセンテンスが短いのでいいのですが、パート3・パート4は、一つひとつのセンテンスが長いので、センテンス単位で区切って「テキストを見ないリピーティング」をするのは無謀です。

音読に加えて「リテンション(記憶保持)」スキルまで要求されます。

負荷が高すぎです。

 

また、センテンスの中でどこで区切って読むか?などなど考えていると、トレーニング実践に取り掛かれません。考えているヒマがあったらその間に一回でも二回でも音読したほうがいいです。

シャドーイングは論外

流れてくる音声に、少し遅れて真似して話すのがシャドーイングです。

 

「シャドーイングをしましょう」「シャドーイングで英語力アップしました」とあちこちで見かけますが、安易にシャドーイングを推奨するのはおかしな話です。

 

  • 流れてくる音声を正確に聴き取らなければならない。
  • 流れてくる音声と同期して話さなければならない。
  • 聴き取ったものを繰り返しながら、さらに聴き取り続けなければならない。

 

こんなにスキルと集中力を要することをやろうとすると、聞くのとしゃべるのとで忙しくて、結局わけのわからないことを口走っているだけ......みたいになりがちです。

正しい英文を話すことがおろそかになるようでは本末転倒です。

 

シャドーイングでは聴いたそばから話していくのでリテンションする必要がないという面はありますが、上記のようにトータルではやはり難易度の高いメソッドです。

(シャドーイングは)発音・イントネーションを磨くとともに英語に対する反射神経を養ってくれますが、非常に集中力を要しますので、通訳養成学校でも一度に行うのは10分前後のようです。

 

-「英語上達完全マップ」森沢洋介(ベレ出版)

英語のプロを志す人以外はやる必要ないんじゃないでしょうか。少なくとも私は当面やるつもりがありません。

オーバーラッピングは効果的

テキストを見ながらのトレーニングの発展練習として、音声に合わせて朗読するオーバーラッピングは適度な負荷のかかる良い方法です。

空白時間が必要ないので時間的効率も高いです。

 

それでも私はやりませんでした......テキストを見ながらの音読だけでまだ伸びる余地があると感じているからです。

 

4月~6月の間に「TOEIC新形式精選模試リスニング」に収録されているパート3・パート4会話をすべて15回音読しましたが、まだまだ滑らかに読めると感じるレベルではありません。

 

「テキスト見ながらの音読では負荷が足りないな」というレベルになってからオーバーラッピングに移ればいいと思っています。

 

 

以上、ポイントは「負荷の高いトレーニングを避ける」「面倒くさいと感じる要素を排除する」ことです。

 

あなたも、自分にとって無理なく取り組めるところから取り組んでください。

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