新形式精選模試リスニングの教材外観
音読でTOEIC970点に到達した件の関連記事をずっと書いています。

 

今回は、6月24日のTOEIC本試験に向けて、私が実際に音読をした手順を書いていきます。

 

ここでは、メイン教材の「TOEICテスト新形式精選模試リスニング」を例として説明します。

 

TOEICテスト新形式精選模試リスニング書影
TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リスニング(CD-ROM1枚つき)
著者:加藤 優ほか
出版社:ジャパンタイムズ
発売日:2017年2月25日
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TOEICテスト新形式精選模試リスニングのレビュー的記事はこちら

手順1.スクリプトをひととおり読む

本書は模試教材なのですが、私は模試としてではなく音読素材として使いました。

問題を解かないので、別冊になっているテスト問題の冊子は使いません。

 

音声はMP3ファイル形式でCD-ROMに収録されています。

パソコンに落してスマホにコピーして使いました。

 

音読の下準備として、スクリプトと和訳・語注を読みます。

 

自分の知らない語句、なじみのない語句にマーキングしていきます。

単にマーキングするだけで、別に特別なことはしません。

マーキングしておけば、音読するときに目に入ってくるので、無理に暗記しようと思わなくても頭に入ります。

TOEICテスト新形式精選模試リスニング紙面

その他スクリプト中でわからないところは和訳を読むなり、調べるなりして、文の意味をいちおう理解しておきます。

 

発音の分からない単語は発音記号を調べておきます。

私は発音記号を調べるのに、「イラスト&ストーリーで忘れないTOEICテストボキャブラリープラチナ5000」をしばしば使いました。

 

ボキャブラリープラチナ5000の書影イラスト&ストーリーで忘れない TOEIC(R) テストボキャブラリー プラチナ5000(CD-ROM MP3付き)
監修:濱崎 潤之輔
出版社:ジャパンタイムズ
発売日:2013年10月20日
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TOEIC用単語教材の中ではカバー範囲がかなり広いので、単語集というより辞書として使っています。発音記号が載っている単語教材ってすごくレアなんですよね。

 

ただしほんものの辞書ではないので、載っていない単語もたまにあります。そういうときはアルクかWeblioのサイトで調べます。(どちらのサイトも重過ぎるのであまり好きではありません。広告多すぎ......。)

2.付属の音声を聴く

テキストを見ながら、単に聴くだけです。

 

この段階で、「テキストを見ずに聴き取る」必要はありません。

むしろテキストをしっかり見て、文字と音とが一致しているか確認します。

 

違和感を感じた部分があれば再度聴きます。

発音・アクセントを間違えて覚えている可能性があるからです。

 

ただ、発音記号を調べてみると、朗読音声の方がが辞書的発音から外れている場合もあります。

あまり辞書的発音(単語レベルの発音)との一致にこだわらないほうがいいようです。

アクセント位置は前後関係によって変化することもあります。

 

音声は、1~2度さらっと聴いたら、さっさと音読に入ります。

3.音読する

テキストを見ながら音読します。

 

音声は基本的に聴きませんが、読んでみて発音がわからなかったら聴いて確認します。

 

「音声をできるだけ真似て音読するように」

と指南する本をよく見かけますが、努力目標程度に考えるべきです。

よほどの達人でなければネイティブと同じように音読することはできません。

 

また、今回使った「TOEICテスト新形式精選模試リスニング」ではアメリカ、オーストラリア、カナダ、イギリスの話者が参加しているので、すべての国の発音を真似ようとするとわけがわからなくなります。

私自身も、例えばscheduleを「スケジュール」と読むか「シェジュール」と読むか、迷いながら音読していることが多いです。

 

ざっくりとアメリカ英語か、イギリス英語か自分で決めておくのがいいんだろうと思います。

 

各パートについて、以下のような要領で音読をしました。

 

◆パート1

写真をちらちら見ながら、正解の選択肢を読みます。

 

◆パート2

問いかけと、正解の選択肢の返事を読みます。

 

慣れてくると暗唱ができるようになってきますが、無理はしません。

暗唱は負荷が高いのです。

負荷の高いトレーニングに手を出すのはもっと後でいいと思います。

 

◆パート3/パート4

会話、トークを全文読みます。

設問は読みません。

 

パート3の会話文はやたらとセンテンスが長いので、練習開始後しばらくはつっかかりまくりです。

5~10回練習して、やっと一通り読めるようになります。

サイクル法で反復

反復の手順として、サイクル法を使います。(「英語上達完全マップ」参照)

 

たとえば最終的に30回音読するとしたら、

 

  • まず、ひとつの会話を10回音読する。
  • 次の会話に移って、同様に10回。
  • 全会話が終わったら、また最初の会話へ戻って同様に10回ずつ。

 

これを3周繰り返して、合計で30回になるようにします。

1つの会話を30回連続で読むより苦痛が少なく効果も上がりやすいとされている方法です。

 

1回読むごとに、テキストに正の字をつけていきます。

計画どおりやるのが苦でない人は日にちや音読回数をエクセル等で管理すればいいですが、私は計画を立てるのが好きではないので、最低限「やった回数」だけ記録しています。

正の字

音読実践手順は以上になります。

音読の取り組み方のポイント

うまく読もうと思う必要はありません。

カタカナ英語でも良いと思います。

 

私の発音もほめられたものではありません。

それでも確実に英語力はアップしていきます。

 

また、上にも書きましたが、意味・単語・文法等を理解してから音読をすることが大切です。

わからないものを何回も読んで理解するという趣旨ではありません。

わかっているもの」を繰り返し読んで「使えるもの」にするのが音読トレーニングです。

 

あせってハードルの高いことをやろうとするのは挫折のもとです。

テキストを見ないリピーティングやシャドーイングなど負荷の高いトレーニングもありますが、テキストを見ながらでも十分な効果があります。

森沢洋介さんの「音読パッケージトレーニング」のようなメソッドは、TOEICの素材でやろうとするとかなり大変です。

 

自分に厳しくなる必要はありません。

音読は、続けること・繰り返すことが最優先で、そのためには

負荷を低く、

回数を多く

をとにかく心がけることがコツです。

 

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今後の記事も、音読の話が続きます。

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