音読メインの学習でTOEIC970点に到達したことに関連して、TOEICと音読についての記事を今回も書きます。

 

本番形式の学習、すなわち[設問を時間内に解く]学習は、試験対策としては当然重要です。

私も以前はひたすら問題を繰り返し解くスタイルでした。

問題を繰り返し解くことの大切さは初級者でも上級者でも同じです。

 

しかし、「設問を解いて答え合わせをして終わり」の学習ばかりやるのは得策ではないというか、もったいない学習法なのです。

吸収できるものはすべて吸収する

例えばパート5の勉強をしていて、下のような問題があったとします。

 

TAA Airlines has a ------- dress code which all staff adhere to diligently.

(A)strict

(B)strictly

(C)strictness

(D)strictest

 

※問題出典:

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問

典型的な品詞問題で、dress code まで読めば、空欄は名詞句dress codeを修飾する形容詞が入りそうだなと察しがつきます。

そして前にaがあるから最上級は入らない、したがって(A)strictが正解とわかります。

 

そうすると、which以下の残りの部分を読む必要がないので、次の問題に移ってしまう。

これがマズイのです。

 

誤解していただきたくないのですが、試験のときには、この「読まなくていい部分は読まずに次の問題に移る」というのは重要なタイムマネジメントであり、ぜひそうするべきです。

 

しかし、家で学習しているときには、少なくとも一度はしっかりと残りの部分も読むべきなのです。

上の例でいえば、

  • adhereという重要語句
  • adhere to [規則、決まり]という語法

が含まれています。adhere to ~ を覚えておいて損はありません。

 

ところが、時間内に問題を解くことだけを意識した結果、adhereを無視して次の問題に移ってしまうと、語彙力を養成するせっかくの機会をみすみす捨てることになります。

 

教材から吸収できるものはすべて吸収するつもりで学習をしましょう。

勇気を持って「設問を解くこと」から離れてみる

常に設問を解く練習をしていないと気持ちが悪い、と感じる人は、受験勉強時代の呪縛がいまだに続いているのかもしれません。

しかし設問を解かなくても別に誰にも怒られたりしません。

 

今後は設問を解くことから離れて、設問の文自体をしっかり研究することをおすすめします。

 

ハイスコアを目指そうと思ったら、単に問題が確実に解ける知識があるだけでは十分ではありません。

1秒でも速く正解に到達し、時間をセーブすることが必要になります。

 

そのためには、文法知識を使って「考えて」解くのではなく、文構造と周囲の単語から反射的に正解を見抜く「感覚」、「勘」を養成することです。

 

そういった感覚、勘を養成するのはもちろん音読です。

空欄の語句だけでなく、問題文全体を繰り返し音読するのが効果的です。

リーディング問題集でも、音声ファイルをダウンロードできる教材があるので活用しましょう。(上記の「文法問題でる1000問」も音声ダウンロード付きです。)

 

音読の記事をまだまだ書いていきます。

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