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英語ぺらぺら君中級編とSimple English / Magic81の比較


ネットでよく見かける二つの教材「英語ぺらぺら君中級編」(石井あきらさん)と「Simple English / Magic81」(酒井一郎さん)を比較してみます。

 

pera-magic81

 

英語ぺらぺら君中級編 公式サイト

Simple English / Magic81 公式サイト

 

両方の教材を私が購入して、中身を確認して比較レビューしました。

公式サイトにないことも書いていますので、教材購入を検討されている方は本記事を参考にしてみてください。

まず共通点を見ていきます。

 

共通点

・日常英会話ができることを目標とする教材。

・難しい単語ではなく、よく使われる基本的な単語を覚えて使いまわす方針。

こんなところでしょうか。

3つぐらいは共通点を挙げられると思ったのですが意外と共通点が見つけにくかったです。

以下、色々な面で比較をしていきます。

 

教材対象者、目標レベル

■対象者

どちらの教材も、特に教材対象者を限定していません。あえて言うなら、Simple English / Magic81はテキストを読む限り「英語で挫折した人」「いろいろな学習方法に手を出している割に効果が上がらなくて悩んでいる人」「情報に惑わされて混乱している人」を意識して書かれています。

 

■目標レベル

Simple English / Magic81は日常会話をマスターすることで、「ネイティブ並み」や「英語のプロ(英語の先生、通訳、翻訳等)」は目指さない(目指すべきではない)と書かれています。

英語ぺらぺら君は、「外国人の友人と楽しくテンポよく会話ができるレベル」とされています。

 

ということで対象者や目標レベルについてはあまり違いがありません。

 

学習コンセプト

■Simple english/ Magic81

176ページのテキストのうち79ページまでが、学習の心構え、取り組み方の解説になっています。

それ以降が実践部分ですが、コンセプトは「Simple English」で、そのもっとも重要な部分は

・基本単語の運用術を学ぶ(日常会話でよく使う基本の語と文型を覚えてとにかく使いまわす練習をする)

ということです。

学校で習うように日本語と一対一に対応する英単語・表現を探すのではなく、よく使う基本の単語で言い換えるようにしていけば、話すのがどんどん上達していくという思想です。

 

■英語ぺらぺら君

・質問に答えて学ぶことで英語の「反射神経」「瞬発力」をつける

・日常よく使う単語を学ぶ

・文法用語を介さず、文のパターンを認識して学ぶ

が主要なコンセプトです。最初の「質問に答えて学ぶ」がこの教材のもっとも大きな特徴「クエッショニング」に相当します。

 

どちらの教材も方向性は同じですが、メソッドは次に説明するようにだいぶ異なります。

 

メソッド、学習方法

■Simple English / Magic81

・基本語の運用術を学ぶ(基本の動詞、前置詞について例文やイラストから単語の持つ根源的な意味を理解し、さまざまな用法を学ぶ)

・魔法の81文を繰り返し音読し暗記する

・コミュニカティブ・アプローチ(「使う」と同時に「学ぶ」。Q&Aの形式で、外国人と会話しているイメージで学ぶ)

Simple English / Magic81では、精選された単語・表現を含むセンテンスを学ぶことそのものをメソッドとしています。

 

■英語ぺらぺら君

・クエッショニング(質問に答える形式のトレーニング)

英語ぺらぺら君中級編は、クエッショニングというメソッドがもっとも大きな特徴です。

これはCDのナレーションの誘導にしたがって話す練習をする方法で、他の教材にない独特のメソッドとなっています。

 

学習内容

■Simple English / Magic81

教材はテキスト中心で、前半は英語学習のマインドセット的な内容の読み物です。

・日本人が英会話できるようにならない理由

・日本人の英語に対する誤解

・英語習得のために意識するべきこと

・英語習得のためにはやってはいけないこと

などが著者・酒井一郎さんの豊富な経験談とともに解説されています。

後半は実践部分で、音読やCD音声を聞いてリピーティング、シャドーイングなどをします。

実践部分では、まず基本の動詞、前置詞について本質的で根源的な意味を理解し、例文で使い方を学びます。

次にQ&A形式の会話練習で、学んできた基本語の運用術を使ってみる練習をします。インタビューのように自分のことについて聞かれたことに答える会話例が収録されているので、これをやはり音読やリピーティングして練習します。外国人との会話のイメージトレーニングにもなります。

そしていよいよ魔法の81文を学びます。この81文は、基本の動詞、前置詞、重要文法、文型などが凝縮された英文で、頭にインプットすることで英語回路が作られていきます。

練習の仕方はやはり音読、リピーティング、シャドーイングです。

 

■英語ぺらぺら君

日本人男性のタカシ君が、ニューヨークへ旅行へ行き、友人のエミリーと会話をするというストーリー物で学習します。

テキストを使わず、すべてCDで進行していきます。

内容としてはまず題材となる英会話とその日本語訳を聞いた後、会話に出てきたフレーズを「クエッショニング」で練習していきます。

これは、「英語で○○と言ってみましょう」というようなナレーションが次から次へと来るので、それにポンポンと答えていく形式の練習です。

単語を答えるレベルから始まって、だんだん長いフレーズを答えるようになっていき、最後にはセンテンス全体を答えるように誘導されていきます。

レッスンの途中で突然、前回までのレッスンの復習が始まったり、文のパターンを変化させて話す練習に脱線したりします。

テキストを使わないので、次にどんな質問が来るか予測がつかない事がこの教材の特色です。

 

教材クオリティ、使いやすさ

■Simple English / Magic81

テキストが中心ですが後半はCDを使ったリピーティングやシャドーイングもします。

ただしCD音声は聞き取りやすいですが、特に工夫もなく、単なる音声集と言っても良いでしょう。(英語音声はネイティブが担当しています)

ただしQ&Aのレッスンでは練習しやすさに配慮して、学習者が話すところで空白時間を取ってあります。

テキストはサイズが大きくて(B5版)通勤時などに読むには少し不便ですが、読みにくくはないです。

単語の持つ意味をヴィジュアル的に理解するためのイラストなどもあり、理解しやすいように書かれているのは良い点です。

 

■英語ぺらぺら君

テキストは一応ついていますが会話の台本しか書かれていないので、学習はCDのみを使って進めます。

CDだけで練習できるのはとても便利です。

ナレーションは日本語ですが、英語音声はネイティブ話者が担当しているので英語音声クオリティは問題ありません。

 

取り組みやすさ、続けやすさ

■Simple English / Magic81

実践部分の量が多くなくて、テキストに書いてある「○○ヶ月以内に○○回音読する」はすぐ終わると思います。

やることは音読、リピーティング、シャドーイングだけなので難しくないでしょう。

 

■英語ぺらぺら君中級編

1日分が約30分で、30日分のレッスンが収録されています。

CDを聞いて、ナレーションにしたがってどんどん答えていくだけなので、取り組むのはとても簡単です。

復習も織り込まれたレッスンになっており、ただCDに専念すれば良いので便利です。

 

まとめ。英語ぺらぺら君がおすすめです

どちらの教材も良い教材だと思うし、私はどちらも好きです。

 

Simple English / Magic81は、実践ボリュームが少ない分、学習ノウハウにお金を払っている感があり、割高な気がします。

しかし実践ボリュームが少ないので、英語学習に挫折してしまった人、情報に振り回されている人が再スタートするのにはかえって向いていると思います。

大ボリューム教材でまた挫折してしまうよりは、やり切れるボリュームの教材をやり切るほうが良いでしょう。

学習コンセプトは明確で、「とにかく基本的で重要な単語を使い倒すんだ!」という意識付けができるようになる教材です。

 

一方英語ぺらぺら君中級編では、物語形式のレッスンになっているので飽きずに楽しく学習し続けられるようになっています。

「クエッショニング」により、話すことへの抵抗を極力感じないようになっているので、身構えず気軽に学習できる点がとても優れていると思います。

他の教材にはない独特なメソッドです。

「英語教材なんてどれも同じでしょ・・・」と思っている方には、「英語ぺらぺら君中級編」を試してみることをおすすめします。

 

英語ぺらぺら君中級編 公式サイトへ

 

 

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