ホーム » 有名英語教材 » Hapa英会話 » Hapa英会話とNative Englishの比較

Hapa英会話とNative Englishの比較


旅行英会話の教材として人気の高い「Hapa英会話」と、2015年発売の高評価教材「Native English」を比較してみました。

 

 

両方とも購入し、自分で使ってみた感想とレビューです。

これらの教材の購入を検討中の方は、参考にしてください。

 

 

では教材を比較していきましょう。

 

Hapa英会話とNative Englishの共通点

この二つの教材は、良く似ているところがあります。

まず共通点は、以下のようなことがあげられるでしょう。

 

・ネイティブらしいフレーズ、表現を強く意識した教材である

・文法用語の出てくるような座学的な学習メニューはなく、すぐ使える英語を学べる

・単発フレーズだけでなく、シーンごとのひとかたまりの会話単位で学習する

・日本語を聞いて英語に直す練習を含む

・食事、道案内、ホテル、買い物など旅行で必ず遭遇するシーンをカバーしている

 

とりあえずすぐ思いつくのはこんなところです。

 

さてここからは、さまざまな側面から二つの教材を比較していきます。

 

教材の概要

まずは教材の内容一式を見てみましょう。

 

Hapa英会話の教材一式

Hapa英会話は、教材本編がテキスト1冊、CD12枚、DVD1枚です。

特典として、教材と同じ形式の別シーンのレッスンが収録されていて、こちらはテキスト1冊、CD6枚。

下の写真がHapa英会話の教材一式です。

 

 

Native Englishの教材一式

Native Englishは、教材本編がテキスト1冊、CD18枚。

特典として、やはり本編と同じ形式の別シーンのレッスンが収録されたテキスト1冊、CD4枚。

下の写真がNative Englishの教材一式です。

 

ではさっそく教材の内容に入っていきましょう。

 

教材の対象者と教材の目標を比較

2つの教材について、「どんな人のための教材なのか?」「何をどこまで習得教材なのか?」について比較すると、次のようになります。

 

hapa英会話の対象者と目標

Hapa英会話は教材の目標が非常に明確です。

すなわち日本人がアメリカへ旅行へ行き、食事や買い物をするときに、店員さんとスムーズに会話ができるレベルを目標としています。

 

「アメリカで、自分の食べたいものを注文したり欲しいものを買ったりしたい。だから不自由しない程度の会話力を身につけたい」という人が対象になります。

 

言い方をかえると、Hapa英会話では「店員と客」の間の会話だけが教材の守備範囲ということです。

現地の人と対等な立場で会話するための練習は、Hapa英会話ではカバーしていません。

 

Native Englishの対象者と目標

Native Englishは、特にどんな人を対象とするかについて、限定はありません。

また「何をどこまでできるようになるのか」については、公式サイトで「日常会話を習得」「ネイティブに通じる英語・伝わる英語」が学べると記載されています。

 

何だか曖昧ですが、後で説明するように、学習する目的や学習者のレベルの変化に柔軟に対応できるようになっているのがNative Englishの特長なのです。

 

教材の内容についてはこの後くわしく見ていきますが、「店員と客」の会話に特化しているHapa英会話のほうが学習ゴールが見えやすく、良い意味で割り切った内容の教材になっていると感じます。

 

一方、Native EnglishはHapa英会話よりも広い範囲の話題(会話シーン)がカバーされているため、旅行でのおきまりの英会話にとどまらず、日常生活全般に対応していることが特長になります。

 

続いて教材のコンセプト、メソッドについて比較していきましょう。

 

教材のコンセプト、メソッド比較

ここでは各教材のコンセプトや学習メソッド、ノウハウについて比較します。

 

Hapa英会話のコンセプト/メソッド

Hapa英会話は、以下の点が教材コンセプトの柱となります。

 

会話全体の流れの把握を重視

・その上で、客(=自分)側のセリフを徹底的に習得する(言い換えると、店員側のフレーズは「ほどほど」にとどめる)=「ロールプレイ」形式

・アメリカ現地で使われているネイティブのフレーズにこだわる

 

もう少し詳しく説明すると、まずHapa英会話の特色の一つは、個別のフレーズよりも会話全体の流れの把握から学習に入っていく点です。

「Dialog」パートや「Live Conversation」パートに、複数パターンの会話例が示されている点や、DVDで会話風景を学べる点なども、この「全体の流れを把握する」という目的に沿っています。

 

「だいたいの会話シナリオ」が頭に入っていれば、細部を聞き取れなくても何とかなるからです。

そういう意味では、とても実践的な思想で作られた教材と言えるでしょう。

 

一般書籍のフレーズ集のように単発フレーズをかき集めた教材では、ひとつひとつのフレーズを個別に覚えようとして挫折しがちですが、Hapa英会話ではこのように会話の全体像を理解してから必要に応じて詳細を学習していくため、目的を見失うことなく学習を継続しやすいメリットがあります。

 

そして自分のしたいこと、欲しいものはしっかり伝えたいですから、自分の伝えたいことを「日本語から英語に直す」練習はしっかりと、ネイティブに通じるフレーズを使って練習するというのがコンセプトです。

非常に明確です。

 

Native Englishのコンセプト/メソッド

一方、Native Englishでは、以下が主要コンセプトです。

 

ネイティブの会話フレーズにこだわった語彙、表現を習得する

・学習目的や学習者のレベルに適した音声パターンを使って、音声面のスキルも習得していく

・ニュアンス解説CDおよびテキスト解説でニュアンスの違いを理解し、表現の幅を広げる

 

Native Englishでは、ネイティブ的表現の習得を重視すると同時に、リスニング・スピーキングという音声面での会話スキル強化も可能な教材構成が特長です。

 

スロー音声/通常音声/ハイスピード音声、日本語↔︎英語の流れる順などパターンの異なる複数の音源が用意されています。

 

学習目的や、学習者のレベルに適した音源を選べるので、継続的に英語力をアップしていくことが可能です。

 

学習内容の比較

おおざっぱに言えば学習内容はどちらの教材も同じです。

 

テキストとCDを使って、

会話全体を聞く

→単語、フレーズを覚える

→日本語を聞いて英語に直す練習をする

という学習になります。

 

以下に詳細比較を書きます。

 

Hapa英会話の学習内容

Hapa英会話の場合は、アメリカ現地で使う用語の解説がたいへん詳しく、雑学コーナーではカリフォルニアで有名な店の紹介などもあります。

 

また会話の流れを把握しイメージをつかむために、DVDで実際の会話風景を見て学ぶことができます。

 

自分がどれだけ話せるようになったか確認するための「Review」パートがあるので、学習効果をチェックすることができます。

 

とてもシステマチックに構成された教材で、まさに英会話学校でのカリキュラムが濃縮された印象です。

 

Native Englishの学習内容

Native Englishでは、会話の状況や自分の気分にふさわしい表現ができるよう、豊富なフレーズ例と解説が収録されているのが特長です。

 

学習効果のチェックについては、日本語音声なしの「英語(ナチュラルスピード)」CDでリスニング力をチェックし、「Speaking」CDで日本語を聞いて英語フレーズを言えるかチェックすることができます。

 

CDの使い方次第で英会話力の様々な側面をチェックできるということです。

 

学習コンテンツの比較

両教材の学習コンテンツ詳細は次の通りです。

 

Hapa英会話の学習コンテンツ

CD1~4がメインのレッスンで、CD5、6はおまけ的な内容ですが、コンパクトにまとまっていて良いです。

 

CD1[約36分(日本語音声つきCD)]:「カフェ」「ファストフード」「道案内」

CD2[約29分]:「ショッピング(入店)」「ショッピング(試着・購入)」「ショッピング(返品・交換)」

CD3[約39分]:「ホテル(チェックイン 予約あり)」「ホテル(チェックイン 予約なし)」「ホテル(フロントデスクに電話)」「ホテル(チェックアウト)」

CD4[約51分]:「レストラン(席まで案内)」「レストラン(飲み物・前菜の注文)」「レストラン(注文)」「レストラン(食事タイム)」「レストラン(お勘定)」

CD5[約19分]:「砕けた英語」「カタカナ英語」「返事はYes or No?」

CD6[約32分]:「これだけは覚えておきたい!旅行英会話100フレーズ」

 

Native Englishの学習コンテンツ

Native Englishの内容は以下になります。

 

CD1[約73分(Listening CD)]:「基本のあいさつ」「自己紹介」「家族や出身地について」「通勤・別れ際のあいさつ」

CD2[約76分]:「質問と返答」「頼みごとやお誘い」「電話でのやりとり」「日本に関すること」

CD3[約74分]:「ホテル・カフェでのやりとり」「レストランでのやりとり」

CD4[約76分]:「飛行機(搭乗手続きから入国手続きまで)」「乗り物を利用する」

CD5[約76分]:「観劇・スポーツ観戦」「街歩き」「買い物」

CD6[約76分]:「体調不良で病院に行く」「さまざまなトラブル」「公共機関への連絡」「失くしものを探す」

 

上記と同じ話題について「Speaking」CD6枚、「英語(ナチュラルスピード)」CD3枚、「ニュアンス解説」CD3枚があります。

 

以上が両教材の学習コンテンツになりますが、どちらの教材も、シーンごとに独立しているので、学習者の好きな順番で学習をしていけるのが特徴です。

 

教材の使いやすさ比較

 

テキストの使いやすさ比較

どちらの教材もテキストは見やすいですが、ネイティブイングリッシュのほうがサイズが小さいぶん持ち運びには便利です。またNative Englishでは見開きごとに内容が独立しているので、CDを聞きながらページをめくったりする必要もなく、使いやすいです。

 

下の写真はHapa英会話のテキスト。

モノクロですが、イラストやレイアウトの工夫で、楽しく学習できるように配慮されています。

 

下の写真はNative Englishのテキスト。

なんといっても「小さい」ことが魅力ですが、読みやすさへの配慮や、フレーズ解説の充実ぶりなど、とても完成度が高いです。

 

CDの使いやすさ比較

Hapa英会話では、日本語ナレーション付きCDとナレーション無し(英語オンリー)CDが用意されています。

いずれも音質などクオリティは問題ないです。

ただしリスニング初心者向けのスロー音声などはないため、初心者にはリスニングやリピーティングは最初、大変かも知れません。

 

Native Englishでは、高速音声入りの「Listening」CD、スロー音声入りの「Speaking」CD、英語オンリーの「Natural Speed」CDなど、学習目的別に最適化された複数パターンの音源が用意されているのが大きな特長です。

また、ラジオDJ風のフレーズ解説を収録した「ニュアンス解説」という独特なCDが付属していることも、本教材の大きな特色です。

音質も非常にクリアです。

 

CDの充実度ではNative Englishが圧倒的です。

 

取り組みやすさ、学習しやすさ比較

Hapa英会話もNative Englishも、文法などは使わず具体的な話題で生きたフレーズを使って、すぐに使える英語を学習できる点は同じですし、上に書いたように学習内容も似ています。

 

あえて言うなら、Hapa英会話のほうがより具体的な状況を想定したレッスンになっているので、会話場面をイメージしやすい点や、学習のゴールが見えやすい点があると思います。

 

一方、Native Englishは、Hapa英会話でカバーしていない話題にも対応しており、旅行英会話だけでまとまってしまいたくないと思う意欲的な人にも、取り組みがいのある教材ボリュームとなっています。

Native Englishは、細かなニュアンスの違いまでカバーすることを売りにしている教材なので、フレーズひとつひとつについての解説も詳しいです。

 

学習を続けていけるかどうかに関わる点として、大きく異なるのは、Native Englishではメールサポートが使えることでしょう。

Native Englishでは、教材の内容についてであれば2年間何度でもメール相談でき、バイリンガルの担当者が回答してくれるとのことです。

 

まとめ - Hapa英会話とNative-Englishの比較

いずれの教材も、ネイティブフレーズにこだわって「リアルな実用英会話」を学べる優良教材です。

 

Hapa英会話は、ターゲットを絞って短期間で習得できるよう、明確なコンセプトで作られた旅行英会話教材です。

 

学習範囲を特定の会話シーンに限定し、会話全体の流れを把握した上でポイントのみ集中して学習する、という教材方針を理解して取り組めば効率的な習得が期待できます。

 

厳選された学習内容になっているので、海外旅行に行くことが決まっているなど、緊急度の高い事情のある人にはうってつけの教材です。

 

Hapa英会話 完全版 公式サイトへ

 

一方、Native Englishはネイティブの表現にこだわって学習することで、伝わる・通じる英語を身につける王道教材。

 

単にシーンごとにまとめられたフレーズ集というだけでなく、スロー音声を使ったCDも付属しているのでリスニング・スピーキング初心者にも取り組みやすくなっており、「表現力」と「会話技能」の両方を身につけられる、優れた英会話教材です。

 

単に意味が通じるだけでは物足りない、自然で違和感のない英語を話したいというモチベーションの高い人にとっては、豊富なフレーズとニュアンス解説が用意されていて充実しています。

 

「学習期間が長くなっても、どうせやるなら、ネイティブに通じる豊かな表現力を習得したい」という人にはNative Englishをおすすめします。

 

英会話教材【ネイティブイングリッシュ】

 

この記事に関連する記事一覧

おすすめ英語教材
初級者用おすすめ英語教材
中・上級者用おすすめ英語教材
管理人プロフィール

管理人:
ひろし(TOEIC970点)

TOEIC970

⇒プロフィール詳細

おすすめ教材ランキング
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ
教材に関する相談を受け付けます。

「ブログで紹介されている英語教材に興味があるが、購入するかどうか迷っている」「教材の中身についてもう少し教えてほしい」という方は遠慮なくご相談ください。→お問い合わせフォームはこちら