ホーム » 有名英語教材 » Native English » 英語ぺらぺら君中級編とNative English(ネイティブイングリッシュ)の比較

英語ぺらぺら君中級編とNative English(ネイティブイングリッシュ)の比較


米大統領の元通訳監修の英会話教材「英語ぺらぺら君中級編」と、好評を博した「EVERYDAY ENGLISH PHRASES(エブリデイ・イングリッシュ・フレージーズ)」のグレードアップ教材「Native English(ネイティブイングリッシュ)」を比較してみました。

 

英語ぺらぺら君中級編とNativeEnglish

 

どちらの教材も自分で購入し、実践して評価したレビューを書いています。実際に使った感想や公式サイトにないオリジナル情報もありますので、購入をしようか迷っている方はご参照ください。

まず2教材の共通点から見てみます。

 

 

共通点

・文法用語を使わず、楽しく英会話を学べる教材

・日常よく使われる単語、表現を覚えて英会話を身につける

ザックリと書くとこんな感じで何だか曖昧ですが、どちらの教材もたくさんのノウハウを採り入れている優良教材なので、これから詳細比較をしていきます。

 

教材コンセプト、メソッド

英語ぺらぺら君の主なコンセプトは次のようなことです。

・質問に答える形式の練習(「クエッショニング」)が高い効果をあげる

・難しい単語は使わないので覚えても意味が無い→ネイティブが日常よく使う基本的な単語を精選して学ぶ

・文法の学習は無駄→文のパターンを認識して構造を理解し、表現することを学ぶ

英語ぺらぺら君のもっとも大きな特徴は、上記ひとつめの「クエッショニング」による学習が最初から最後まで用いられており、テキストに依存しないで学習できることです。似ている教材が他になく、とてもユニークであると言えるでしょう。

 

一方、Native Englishのコンセプトは、次のような点です。

・ネイティブが使うフレーズ、表現にこだわる

・リスニングとスピーキングを明確に分けて、それぞれに適した音声スピードを使って学習する

・ニュアンスの違いも意識して幅広い表現を学ぶ

基本的にはフレーズ暗記型教材に分類されますが、リスニング用、スピーキング用のCDに加えて日本語音声を含まない「英語(ナチュラルスピード)」CDやラジオ番組風に進行する「ニュアンス解説」CDが準備されており、複合的に学習する教材になっているのが特徴です。

 

 

学習内容

英語ぺらぺら君は、日本人男性がアメリカに旅行に行くストーリーを題材にしており、そこで彼がアメリカ人女性と交わす会話を元にレッスンをしていきます。

会話に出てくる単語/イディオムの解説、発音の練習、文のブロックごとのスピーキング練習、文全体のスピーキング練習というふうに、単語レベルから文全体を言えるようになるまで練習します。

ここで「クエッショニング」という手法が用いられているのですが、これは次のようなものです。

[CD音声]「○○(英語)は□□(日本語)という意味です。」

[CD音声]「○○(英語)と言ってみましょう」→[学習者]「○○」

[CD音声]「○○(英語)と言ってみましょう」→[学習者]「○○」

[CD音声]「□□(日本語)を英語で言ってみましょう」→[学習者]「○○」

このような感じで、CD音声の誘導に乗ってどんどん答えていきます。

途中で、前回のレッスンまでの内容の復習や、会話本文から脱線して文のパターンをさまざまに言い換える練習をしたりするのですが、基本的にすべて上記の「クエッショニング」方式で進めていきます。

30日間かけて、登場人物たちが自分のこと、家族、食事、旅行、仕事などさまざまな話題について会話していきます。

 

Native Englishは、英語ぺらぺら君のような固定された登場人物や一貫したストーリーはないですが、AさんBさんの会話を題材として学習します。

分量としては一回のレッスンの会話は、AさんBさんそれぞれが5~7回程度発言するぐらいのボリュームになっています。

会話文の練習と、その会話に出てきた頻出フレーズや、同じ話題で関連するフレーズなどの練習をします。

また「ニュアンス解説」CDでは、DJのマイケル・リーヴァスさんがラジオ番組風にフレーズの解説をしてくれるので聴いて勉強します。

Native Englishでは、会話以外にも新聞や雑誌の記事などが題材のレッスンもあるなど、多様な教材マテリアルが提供されています。

それぞれの使い方に関してはざっくりとしか解説されていないので、自分に合わせて使えば良いという思想のようです。

メールサポートが使えるので、そちらで相談してみてもいいかも知れません。

 

 

教材ボリューム

■英語ぺらぺら君

・テキスト B5版 18ページ

C・D 15枚 それぞれ約60分

英語ぺらぺら君はCDの枚数は多いですが、やることが一直線で、CDのペースに乗って進めるしかないのであまりプレッシャーがありません。

 

■Native English

・テキスト B6版 192ページ

・「Listening」CD 6枚

・「Speaking」CD 6枚

・「ナチュラルスピード(英語)」CD 3枚

・「ニュアンス解説」CD 3枚

Native Englishはテキストのページ数、情報量が多いし、3種類の音声パターンのCDに加えてニュアンス解説CDがあるので学習方法の自由度はかなり高いです。

短期間で全部覚えようとすると、受験英語みたいに詰め込み学習になって結局挫折・・・になりかねないので、何サイクルも回すつもりで気長に取り組むか、全部をやろうとせず自分に必要そうな話題から取り掛かるほうが無理がないと思います。大ボリュームなので。

 

 

使いやすさ、クオリティ

ぺらぺら君はテキストがなくCDを順に進めるだけなので、使いやすさで問題になるところがほとんどないです。

テキスト不要といっても、会話に出てきた単語を確認したいなどの場合はあると思いますので、そのときはテキストの台本を見て確認できます。

CDについては、音質やネイティブスピーカーの声などにあまり問題はないのですが、一日分のレッスンが一つのCDトラックに収録されているので、レッスン途中で中断すると再開するとき頭出しが面倒かもしれません。一日のレッスンは30分程度なので、レッスンを最後までやりきる時間が取れるときに学習できるのが望ましいです。

 

ネイティブイングリッシュも「テキストいらず」をうたっていますが、少なくとも最初はテキストを見ないとキツイと思います。

テキストはA6のコンパクトサイズなので持ち運びにも便利ですし、レイアウトも見やすいです。テキストを開いて左側のページが英語の会話文と日本語訳、右側ページは会話文に出てきた重要フレーズと関連表現という構成です。

フレーズのニュアンスについての解説が詳しいので、テキストを見ないのはもったいないと思います。CDを聴けないときなどを利用してテキストも読んで行くと良いでしょう。

ネイティブイングリッシュのCDはいろいろなメソッドが含まれています。

どのCDも音質に問題はないのですが、まず「Listening」CDでは高速の英語音声が収録されていて、これが私は個人的にちょっと聞き取りづらいです。「高速のあとに通常速度で聞くとゆっくりに聞こえる・・・」という効果があるとのことです。確かに、高速のあとの通常速度は聴き取りやすいです。

また「Speaking」CDの音声は、低速と通常速度なので聞き取りづらくはないのですが、音声間の空白時間が短くて、シャドーイングならともかくリピーティングするにはもう少し余裕が欲しいかなと感じます。

「ナチュラルスピード」CDはとても聞き取りやすく、まったく問題ないです。

「ニュアンス解説」CDは英語学習者の悩み相談ラジオ番組の形式を取ったフレーズ解説CDで、バイリンガルのマイケル・リーヴァスさんのトークも軽快で、日本人の苦手な、あるいは誤用しやすいフレーズを解説してくれます。ユニークで面白い教材だと思いますし、テキストの学習と合わせれば理解を深めるのに役立つでしょう。

 

ということで使いやすさについては、Native EnglishのCDは多くのメソッドが凝縮されておりいろんなパターンのCDがあるので、学習者が自分のレベルや強化したい能力に合わせてCDを選んで使っていけるのが特徴です。

 

 

取り組みやすさ、続けやすさ

英語ぺらぺら君は取り組みやすさについてはとても優れていると思います。

学習者の、話すことへの抵抗感を軽くし、うまくスピーキング練習を促すようにできています。

また学習内容も、ストーリー性のある会話を題材にしているので印象に残りやすく、興味を持ち続けやすいと思います(ストーリーに色々とツッコミどころはあるのですが)。

 

Native Englishは、基本的な学習の進め方が教材で解説されているので、そのとおり実践していけばいいと思います。「Listening」CDや「Speaking」CDを入れ替えるのが多少面倒かも知れませんが、明確な意図の元にCDを分けているので、学習目的を理解して取り組むのが良いでしょう。

 

 

まとめ

英語ぺらぺら君とNative Englishはいずれも、いくつかのメソッドを組み合わせて作られた教材です。

 

ネイティブイングリッシュは、スピークナチュラルの「マイクロ会話」よりも長く、英語ぺらぺら君よりは短い単位の会話で学習します。

ネイティブフレーズやバリエーション表現が豊富に紹介されており、会話の流れのなかで自然なフレーズを学ぶのにはとても優れていると思います。

教材マテリアルが大ボリュームで、学習方法も一通りではないのでインプット(聞く、読む)とアウトプット(しゃべる、書く)のバランスに注意が必要とは思いますが、中級者でも得られるものの多い教材なので、時間をかけても取り組む価値があります。ある程度英語の基本はできているが、さらに表現の幅を広げていきたいという人に最適な教材だと思います。

 

英会話教材【ネイティブイングリッシュ】

 

一方、英語ぺらぺら君は、で学習者が話す練習をしやすいように「クエッショニング」で巧妙に誘導する、非常にユニークな教材です。

英会話教材は聞き流しではダメで、いかにして学習者に抵抗なくしゃべらせるかが教材の「肝」というか、学習効果の出る教材かどうかの評価対象になると思いますが、英語ぺらぺら君はこの点において抜きん出ていると思います。また楽しく飽きずに学習し続けられるという点でも、英語ぺらぺら君を私は高く評価しています。

英語レベルアップをしていくなら、いつもテキストなしで学習するわけには行かないと思いますが、英会話の「瞬発力」「反応力」をつけて日常会話レベル程度までを目指す教材という位置づけであれば、「英語ぺらぺら君中級編」をおすすめします。

 

英語ぺらぺら君中級編 公式サイトへ

 

 

この記事に関連する記事一覧

おすすめ英語教材
初級者用おすすめ英語教材
中・上級者用おすすめ英語教材
管理人プロフィール

管理人:
ひろし(TOEIC970点)

TOEIC970

⇒プロフィール詳細

おすすめ教材ランキング
カテゴリー
最近の投稿
アーカイブ
教材に関する相談を受け付けます。

「ブログで紹介されている英語教材に興味があるが、購入するかどうか迷っている」「教材の中身についてもう少し教えてほしい」という方は遠慮なくご相談ください。→お問い合わせフォームはこちら