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聞き流し教材は百害あって一利なし?


あなたは通勤中に英語教材を聞きながらスマホゲームをしたりコミックを読んだりしていませんか?

 

そういった、流れてくる音声に意識を集中せず耳に入れるだけの行為を聞き流しといいます。

 

聞き流しで英会話ができるようになるという某有名英語教材の広告のせいで、聞き流しの効果を信じている人がいまだにいますが、近年では、「聞き流し教材では英語を話せるようにはならない」という認識がだいぶ広まってきました。当ブログでも、聞き流し教材や聞き流しという学習スタイルはおすすめしていません。自分の経験から、英語教材を聞き流しても何も頭に残らないと感じているからです。

 

「何もしないよりは聞き流しだけでもやったほうがマシだろう」

「少なくともリスニング力は、多少なりとも上がるだろう」

 

と、あなたは思うかもしれません。

 

ところが実は、聞き流し学習はリスニング力アップどころか、むしろリスニング力を下げる可能性があるとさえ言われているのです。

 

聴き取れないものを繰り返し聞き流しても、聴き取れるようにはならない

脳科学の専門家である東京大学大学院の酒井邦嘉教授によると、次のようなことが分かっているそうです。

 

 脳が英語として理解できない音を繰り返し聞いても、途中からそれを理解し始めることはほとんどありません。日本語とは全く異なる音声の連なりとして聴けなければ、リスニングの上達を妨げるおそれがあるので要注意です。

 

 脳は、繰り返された情報は大切なものだと勝手に認識する性質を持っています。そのため聴き取れない音のままで繰り返し聴くと、それが間違ったまま定着してしまい、かえって正しく聞き取ることが難しくなります。

(「英語の賢い学び方マル得講座」プレジデント社 より引用)

 

つまり、

 

「いまは理解できないけど、繰り返し聞いていれば聞き取れるようになるだろう」

 

と勝手に納得して、自分が聴き取れない英語をダラダラと聞き流していると、逆にリスニングができなくなってしまうということです。まさに聞き流しは百害あって一利なしです。それなら英語教材でなく好きな音楽でも聴いていたほうがマシですね。

 

英語を英語として認識するような学習をする

上に書いたことを考えると、リスニング力を向上させるにはどうすればいいか、見えてきます。

 

すなわち次のことがポイントとなるでしょう。

 

  • 自分のリスニングレベルに合っているもの(英語として聴き取り、理解できるもの)を繰り返し聴く
  • 何といっているかを文字で確認してからリスニングする

 

近年ではネット上に無料動画が溢れていますのでリスニング素材には事欠かないですが、やみくもにハイレベルなものを聞くのは避けたほうが良いでしょう。高速音声教材の聞き流しは論外です。

TOEICではスピードへの対応力が問われますが、TOEIC対策は別途、純粋なTOEIC対策の訓練をするのが良いと私は考えています。ハイスピードなものをなんとなく聞いていたらTOEICの点数が上がる、というような期待はしないほうが良いです。

本物のリスニング力をつけていくにはむしろ「完全に理解している文であって、聴き取れる速さの音声をリスニングする」ことが適切ということです。

 

リスニング力アップに効果のある教材を使おう

当ブログで紹介している教材の中では、「スピークナチュラル」がまさに上記の考え方にフィットしている教材です。

 スピークナチュラルは、「英語は速く聞いても意味がない」という考え方をベースに、「超スローリスニング」というメソッドを採り入れています。

初心者でもしっかりと一語ずつ英語を聞き取り、真似して話す練習をすることでリスニング力とスピーキング力の基礎を築き、「英語が聴き取れる、話せる」という実感を得られるようになります。

 

ネイティブの話す英語は単語同士のつながりにより音声変化が起こるのですが、それを理解するのは先の話です。あなたが入門レベルなら、まず一つひとつの単語をしっかり聞き取り、まねて繰り返すことから始めるのが良いです。その意味でスピークナチュラルは入門者フレンドリーな教材です。

 

スピークナチュラル 詳細レビューはこちら

 

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